汎用関数

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概要

KsGMap では情報ウィンドウのカスタマイズで使える便利な汎用的な関数をいくつか用意しています。

これらを利用すれば従来、数行から数十行必要だったコードを簡単に実現することができるようになると思います。

汎用関数一覧

3桁毎にカンマを振る  KsGMapCommon.Data.conv3digitcomma

数値に3桁毎にカンマを付け、可視性を高めます。
例えば、13500 は 13,500 となります。

【戻り値】 = KsGMapCommon.Data.conv3digitcomma( 【値】 , 〔失敗時の値〕 );
例:
result = KsGMapCommon.Data.conv3digitcomma( value , "不明" );
【値】
Float
3桁毎にカンマを振る数値を指定します。負の値や、小数も指定可能です。
〔失敗時の値〕
String
失敗時(値が数値で無い場合)に戻り値に挿入される値です。
省略時は、値がそのまま返されます。
【戻り値】
String
3桁毎にカンマの振られた数値もしくは失敗時の値が入ります。

テンプレート変換  KsGMapCommon.Data.convTemplate

XMLデータで予め指定しておいたテンプレートに値を置換します。
情報ウィンドウのカスタマイズ』と『XMLフォーマット』も参照下さい。

【戻り値】 = KsGMapCommon.Data.convTemplate( 【データ】 , 〔テンプレートID〕 );
例:
html = KsGMapCommon.Data.conv3digitcomma( data , "type2" );
【データ】
Array
テンプレート変換する配列を指定します。Array[ キー ] = 値 の対で %キー% に値が挿入されます。
〔テンプレートID〕
String
テンプレート変換するテンプレートのID(id属性の値)を指定します。
省略時は、id属性未指定のテンプレートが使われます。
【戻り値】
String
テンプレート変換された値が返されます。

アンカータグの生成  KsGMapCommon.Data.makeAnchorTag

アンカータグを簡単に生成することができます。

【戻り値】 = KsGMapCommon.Data.makeAnchorTag( 【URL】 , 【値】 , 〔属性〕 , 〔失敗時の値〕 );
例:
result = KsGMapCommon.Data.makeAnchorTag( "http://www.exsmple.co.jp/" , オフィシャルサイト , { class : "link01" } , "オフィシャルサイト無し" );
【URL】
String
リンクするURLを指定します。
【値】
String
リンクする値(<a …>この部分</a>)を指定します。
〔属性〕
Array
属性をしています。例のように { 属性名 : 値 , … } のように表記することも可能です。
〔失敗時の値〕
String
失敗時(URLが空や正しくない場合)に戻り値に挿入される値です。
省略時は、URLがそのまま返されます。
【戻り値】
String
アンカータグで囲まれた文字列、もしくは失敗時の値が入ります。

ポップアップVer 1.01~

ポップアップとは、HTMLを自由に画面上の任意の位置に表示させることができる機能です。影付きで Google Maps の情報ウィンドウと似た感覚で使うことができると思います。

ポップアップは比較的自由度が高くなっています。その分、設定項目が多いですが、それほど難しくは無いと思います( JavaScript の window.open に似たつくりなっています)。
最初の1回だけ、ポップアップのパーツ をダウンロードして image ディレクトリにアップロードするのと、スタイルシート(参考)を指定する必要があります。

ポップアップのパーツを『素材/関連ファイル』からダウンロードして下さい。

アンカー:
<a href="" onclick="KsGMapFunc.html.popupOpen( event , '【ポップアップ先ID】' , '【オプション】' );">【任意の文字列】</a>
ボタン:
<input type="button" onclick="KsGMapFunc.html.popupOpen( event , '【ポップアップ先ID】' , '【オプション】' );" value="【任意の文字列】" />
例:
<a href="" onclick="KsGMapFunc.html.popupOpen( event , 'popupHelp' , 'left=center; top:150px; width:600px;' );">ヘルプ</a>
【ポップアップ先ID】 ポップアップとして開くHTMLのIDを指定します。
【オプション】 ポップアップの各種オプションを指定します。
オプションの指定方法は、オプション名:値; もしくは オプション名=値; で指定します。複数指定も可能です。すべてのオプションは省略可能です。

幅と距離はピクセル数もしくはパーセントで指定します(例:200 / 100px / 50% )。有無は有の場合は true / on / 1、無の場合は false / off / 0 で指定します。
オプション名 意味 備考
width 横幅
height 縦幅
left ページ左からの距離 中央寄せ:center
top ページ上からの距離 中央寄せ:center
right ページ右からの距離
bottom ページ下からの距離
shadow 影の表示の有無 初期値は有
close 閉じるボタンの有無 初期値は有
select セレクトボックスの有無 初期値は無
maplimit マップ制限の有無 初期値は有

セレクトボックスの有無は、すべてのセレクトボックスの表示/非表示の有無です。(InternetExplorerではポップアップにセレクトボックスが被ると表示が変になる為。他のブラウザではこの機能は作動しません)

マップ制限は、マップのドラッグと情報ウィンドウの表示です。

【任意の文字列】 アンカーもしくはボタン上に表示する文字列を指定します。
ポップアップするHTMLのソース:
<div id="【ポップアップ先ID】" class="ksgmap--popup">
任意のHTML
</div>
スタイルシート(参考):
.ksgmap--popup {
position: absolute; display: none;
border: solid 1px #a2a2a2; padding: 15px 10px 10px 10px; background-color:#ffffff;
}